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リハビリ治療手技のまとめ〜AKA, PNF,ボバースの特徴〜

こんにちはnell (nell7pizzaworks)です。

今日のTopicはずっと気になっていた理学療法の手技です。

理学療法にはボバース法、AKA、PNFなどいろんな手技があり、病院によってどの手技を利用しているセラピストが多いかも違ってきます。

(〜法が多すぎる!笑)

ずっと前から、この手技が一番効くとか、この治療アプローチをした方がいいとか、人によって考え方は違うんですが、

それぞれの主観を押し通す感じがなんか宗教みたいだなと感じていたので、

何がどう違うのか、調べてみました。

特に新人の頃になると、聞く理学療法の先生によって意見が違ったりするので、本当に混乱すると思います。

そんな経験、皆さんもありませんか。

治療手技の簡単な紹介(AKA, PNF, ボバース)

AKA(関節運動学的アプローチ)

 

関節運動学的アプローチ、AKAとは関節運動学に基づき、関節の遊び、関節面の滑り、回転、回旋などの関節包内運動の異常を治療する方法である。

出典:日本関節運動学的アプローチ医学会 

当初は動きにくい関節を動かそうとする目的(関節機能障害の治療)で、

1979年から博田節夫(はかたせつお)先生により開発された治療法です。

現在AKAは、痛みを取り除く効果が強調されたため、痛みの治療法として有名になりましたが、

なぜAKAによる痛みの軽減に関する明確な理論的根拠はなく、解明中。

 

PNF(Proprioceptive Neuromuscular Facilitation:固有受容性神経筋促通法)

 

PNFコンセプト「障害者を含めすべての人間は、未だ引き出されてない潜在能力を持っている」という哲学に基づいて行われる治療法。

1940年代アメリカにおいて、神経生理学者であるKabat医師や理学療法士のKnottらにより神経生理学的原理を基にPNFは作られました。

PNFでは、皮膚、筋、関節など体中にある感覚受容器から、セラピストの徒手による適切な刺激と操作を脳に与えることで、

体の動きを指令する脳神経と神経筋の結びつきを再活性化させ、人間が本来持っている運動機能を引き出していきます。

出典:PNF研究会

ボバース

ボバースはボバースコンセプトに基づく治療法。

1943年にベルタ・ボバース(理学療法士)により創始され、夫であるカレル・ボバースによって理論的検証がされたのが始まりです。

ボバースコンセプトとは何なのでしょう?

初心者が簡単に説明するのは難しいのですが、あくまで日本ボバース講習会講師会の情報を参考にさせて頂きました。

ボバースコンセプトは、中枢神経系の損傷による、機能あるいは運動・姿勢制御の障害を持つ患者に対する評価と治療のための、問題解決型アプローチである。

(IBITA 1996, Panturin 2001, Brock et al 2002, Raine 2006)

うーん。

じゃあ具体的にどういったことをするのでしょう。

1996年、第12回IBITA定期総会にて、現代の理論的仮説と臨床実践を論理的に明確に文章化され始めています。

【理論的仮説の主要項目】

  1. 社会参加、活動と根底にある機能障害の関連付け
  2. ヒトの行動と運動制御の組織化
  3. 運動遂行における損傷と機能不全の影響
  4. 回復(神経・筋の可塑性、運動学習)
  5. 治療結果の測定

【臨床実践の主要項目】

  1. 臨床推論と運動分析
  2. 姿勢制御と課題指向型運動の統合
  3. 感覚入力の使用
  4. 活性化されたトーンの供給
  5. 総合的なマネージメントの戦略
  6. 治療毛化の測定

ぶっちゃけ、これを全部理解するのは、私みたいなボバース初心者からしたら、マジで難しいです。

というか、文章が長文で専門的なので、ある意味丁寧なのですが、、、(複数の資料が情報源なので読みにくいし、わかりにくい😫。)

具体的にどういうアプローチをするの?って思いますが、簡単に説明できません。

詳細は日本ボバース講習会講師会を参考に。むしろ教えて欲しいです。

それでも、私がとても興味深かったのは

ボバースコンセプトをもとにした臨床推論のプロセスの流れです。

●患者とその周囲の人たちと一緒に社会参加の制限を見極める。

●患者の課題実行を観察、分析、解釈。

●日常生活の場面の中で必要とされる機能を特定し、治療する。

これらは患者のニーズと経過に合わせて、継続的に再評価、目標修正、介入の調整を行う、双方向的なプロセスです。

要するにセラピストがボバースを用いることで、

患者さんの生活を中心とした考え方のもと、問題点を評価し臨床推論を用いて、最新の知識を取り入れながら、アプローチできるというわけです。

そしてその運動分析や、評価、知識、治療の過程がとても細かく、専門的な内容となっています。

このボバースコンセプトはまだ未完成で最新の理論的知識やエビデンスにしたがって発展し続けると述べられています。

明確に述べられているようで、定義は結構大まかな印象です。ふ、深すぎるぞ、ボバース。

結局大切なのは、患者さんを中心に必要な治療主義を取り入れること

まだまだ治療手技はたくさんありますが、あくまでも参考にして、引き出しとして利用し、大切なのは患者さんを中心に取り入れることなのでしょう。

そうではないと、こっちの手技の方が正しいとか、それは間違っているとか、とても視野が狭くなってしまいがちです。

なんせみんな、自分が正しいと思うものですから。(もちろん、私にも言えることですが。😔)

そして手技にはコンセプトとなる概念があって、それを理解することもとても勉強になります。

余談で、勝手な主観的な意見ですが

今回、調べてみて思ったのは、ボバースって他の手技と比べてわかりづらいことです。

盛り盛りな内容で、結局何を言いたいのか、あまりよくわからなかったです。

コンセプト自体はすごく大事なことが書かれているので

もっとコンパクトに分かりやすかったら、研究しやすくエビデンスも証明しやすいのにと思いました。

余談ですが…自分のことが正しいと思うのは当たり前

先ほど、「みんな自分が正しいと思うもの」と伝えましたが、こんなこと言ってるけど、

自分中心に考えることは、心理学上当たり前なのです。

生態心理学者のギブソンが造った言葉「アフォーダンス」っていう言葉をご存知でしょうか。

アフォーダンスとは、「環境が動物に提供する意味や価値」のことです。

と言っても言葉で言ってもわかりづらいので、

こちらの学習漫画を試しに読んでみることをおすすめします👇

学習まんが「アフォーダンス」/大林 寛/ エクリ

なぜ自分中心に物事が見えてしまうのか、考えてしまうのかを理解することで、

日常のあらゆることが一歩外からの目線で見えてくるのではないでしょうか。

 

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