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日本人は 引く力 VS 押す力、どっちが強いのか。

はじめに。

理学療法士としていろんな姿勢の方をみてきました。

とっても背中が丸まっている人もいれば、背筋がすっとしている人。

そこで姿勢が悪い人は、何かをきっかけに劇的に悪くなったからではなく、もともとの生活習慣に原因があるのではないかと思っていました。

昔の日本人の生活や文化のルーツに着目すると、姿勢と強く影響していることが考えられます。

そもそも、欧米人があんなにプリケツでスタイルがいいのは、骨格や筋肉の発達しているところが日本人と違うのでしょう。👯

それは日本人と違う文明や文化を辿ってきて、時代とともに姿勢も変化して来ているからだと思うのです。

猿から人間に進化したみたいに。🐒

そこで過去に遡ってみて、日本人の筋肉はどこが発達しているのか、調べてみました。

日本人は引く力が強いことが研究で明らかになっている。

手工具などの製品開発のために上肢操作力の解析をしている研究があります。

以下、「手工具などの UD 製品開発のための上肢操作力の解析」という文献を参考にさせて頂いています。

高齢者にとって使いやすいノコギリ開発の基礎データとして、この研究では、押す力と引く力について解析しています。

実験方法は65〜74歳の高齢者が種々の条件でパイプを押した時と引いた時の力に関するデータを解析しています。

結果:

男女ともに引く力は押す力の約1.3倍大きいことが判明しました。

そして縦パイプの高さが高くなるにつれ引く力の最大発揮力は低下。

つまり、この研究により高齢者は押す力よりも引く力の方が強いことが明らかになっています。

 

なぜ引く力が強いのか。

日本人は体の腹側の筋肉が発達していると言われています。

それはなぜか。

日本人は農耕民族で引く動作が多いからだと考えられています。

例えば、田植えですが、クワを引いて耕していますよね。

これも引く力を使っています。

他にもノコギリを使って引くことにより木を切ったり、刀は引くことで相手を切ることができます。

しかしその引く動作が多い+腹側の筋肉が発達している上、

姿勢が丸まりやすいとも言われています。

日本人と欧米人の文化の違い

日本人に対し、欧米人は背中側の筋肉が発達しているいわれています。

それはなぜか。

欧米人は狩猟民族で押す動作が多いからだと考えられています。

出典:ayur chair, 日本人と欧米人 全く違う椅子が必要でした。

姿勢の違い

このように文明を遡ると、なんで欧米人にはあんなにプリケツな人が多いのかなんとなく理解できるような気がします。

じゃあ背側の筋肉ばかりを鍛えれば、いいのか。

プリケツな体型に近づくことができるかもしれませんが、背側ばかりの筋肉を鍛えて、腹側の筋肉が弱いとどうなるか。

例えばですが、

道を歩いてて右に曲がった時にいきなり自転車が猛スピードで飛び出て来た。

反射的に後ろに下がりますよね。

その時に腹側の筋肉が弱かったら体が後ろに倒れるのを支えられないわけです。

起き上がる時にも腹側の筋肉は必要です。

なので、一概に引く力、押す力、どちらがいいという訳ではなく、どちらも重要だと思います。

上手くバランス取れるように、腹側と背側の筋肉どちらも、維持・向上させることが必要なのです。

ふと今、思ったんですが、お相撲さんは背筋が発達しているのかな?どうなんだろう。

何か他に面白い情報・感想等あれば教えてくださ〜い☺️

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